ケーキを食べたくなるときって
どんなときだろう。
久しぶりに会う友人と一緒に。親しい人のお祝いのとき。
がんばってる自分へのご褒美。親子の団欒に。
もちろん、なんにもなくても食べたいときがある。
うれしいことや楽しいことを倍増させてくれる。
しょんぼりしていても元気をもらえる。明日もがんばろうと思えるーー。
いろんな人のいろんな気持ちに寄り添えるように。
トロンではそんなケーキをお作りしています。
「お花の材料は何で作っているの?」とフラワーケーキをはじめてご注文いただく際によく聞かれるのですが、当店では生クリームとフルーツの相性や、食べやすさを考慮した上で、白餡(しろあん)クリームを使用しています。
白餡に手を加え、なめらかなクリーム状になったものを一つ一つ手作業で絞りフラワーを立体的に成形しています。
お客様のご要望に合わせデコレーションを考える事は、フラワーケーキを作る上で最も試行錯誤するところでトロンの強みです。
旬のフルーツに寄り添うように、季節のお花を組み合わせることで、大切な記念日によりふさわしいオリジナルケーキをお作りします。
もちろんケーキのご注文は“おまかせ”でも承りますのでお気軽にお申し付けください。「笑顔」と「美味しい」を詰め込んで、お気持ちに添えたケーキが届きますように。
トロンを開店する以前はパティシエとして働いていたのですが、その頃からケーキのデコレーションに食べられない物(生花など)を使用する事に抵抗がありました。
いつか自分のケーキを作るときは、「全部食べてもらえるケーキを作りたい。」こんなことを思いながら日々ケーキ作りに没頭。
実際に食べられる“お花”と出会った際は、本物かのように見えて「コレだ!」と一気に惹きつけられ技術を習得することに。これまで培った技術を組み合わせトロンのフラワーケーキが誕生しました。
オーナー・パティシエ
佐藤幹子 mikiko sato
1977年滋賀県長浜市生まれ。大学で英米語学を学んだのち、辻製菓専門学校へ。
神戸・Daniel(洋菓子のダニエル)、Patisserie GREGORY COLLET(パティスリーグレゴリーコレ)で修行。
長浜にUターンし、結婚出産、育児のかたわら、個人オーダーでケーキやお菓子の注文を引き受ける。
2018年から韓国発祥のデコレーション技法「フラワーアートケーキ」を学び、自らのケーキに取り入れつつ、体験教室も開催。
2020年、troncオープン。西洋菓子の基本を忠実にしながら、素材同士のマッチングや舌触り、喉ごしといった食感を大切にし、幅広い世代に愛されるお菓子作りをめざす。